GREETINGS

エイスクールの
代表挨拶

没頭の中にこそ、可能性がある。

子どもの頃、まわりから「熱しやすくて冷めやすい」と評されていた私は、気になったことにはとことんハマり、満足したらあっさりと次にうつる、という日々を過ごしていました。将棋、ボードゲーム、数学、RPGゲーム、パソコン・・・わが子の移り気な「没頭グセ」を横目で見ながら、両親は自由にやらせてくれたと思います。

その後、脳科学からデザイン、ビジネスに教育と、今にいたるまで学び続けられるのは、子どものころに養った集中力と、試行錯誤を繰り返して少しずつ高めてきた、自分なりの「おもしろそう!」「やってみたい!」というアンテナのおかげです。

 

伝われ!仕事の面白さ。

もうひとつ、私が今でも新鮮な驚きと感動をおぼえるのが、さまざまな仕事の本質に出会うことです。自分だけの「問い」を探し続ける研究者、世の中の体温を上げる事業家や起業家、暮らしを便利で豊かにするデザイナー・・・これまでにお会いしてきたプロフェッショナルたちは、自分の「好き」「得意」をマニアックなまでに突き詰め、子どものように没頭する人々でした。

「制服を着て大人のマネをするだけが、おしごと体験ではないはず。表面をなぞるんじゃない、もっと奥深くにある仕事の面白さ、奥深さ、スリルや可能性を子どもと共有したい。」

この想いが、エイスクールの原点です。

 

大人から、探究しよう。

探究学習塾エイスクールを始めて数年が経った今だからこそ、声を大にして伝えたいことがあります。それは、まずは大人から探究しよう、ということ。教育熱心な保護者の方ほど、子どもに学びを与えよう(やらせよう)として、自分が学びたいこと、やってみたいことを後回しにしがちという状況に幾度となく出会ってきました。でも、子どもは賢く敏感です。身近な大人が実践していないのに、自分だけが学ぼう、やってみようとはなりません。

だからエイスクールでは、誰よりも講師が、大学生メンターが、目の前のプログラムに本気で取り組んで、子どもたちに負けないアウトプットをだそうと(ときには大人気なく!)挑みます。なぜなら、夢中や没頭は、伝染するから。なによりも、ワクワクにあふれる大人に囲まれて、子ども達は明るい未来を想像してくれるからです。

だから、探す学びは、大人から。誰よりも先頭をきって、私自身が背中を見せていきます。