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授業レポート

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  • 2017.05.23

「嫌い」を楽しもう!教材キット開発 vol.01(探究ラボ)

出典:佐藤雅彦blog “TOPICS of TOPICS”

初めまして、5月よりスタッフとして参画した青木冬子です!

中高生向け「探究ラボ・アドバンストクラス」(本郷校にて毎週木曜19:30〜21:30開催)に潜入し、中高生の学びの様子をお届けします。

5~7月のテーマは「ワクワク学べる教材キットを作ろう!」です。
自分が嫌いな科目・範囲」の教材キット作りをすることが今期のキモ。
記憶を辿って過去に体験した「面白い」を引っ張り出し、嫌いを「面白い」に変換する術を見つけることで、新しい物事を創造する力を養います。
※小学生クラスも同内容で実施中。

初回の5月11日は、「これまでの人生の中で、どんな学びが面白かったか?」を振り返りました。

教材って?学びって何だろう?

「教材ってどんなイメージがある?」

岩田さん(a.school代表/校長)の問いかけから授業が始まりました。

「堅苦しい。」「やったら終わり!」「勉強しないと溜まっていくもの。」
なんだかあまり良いイメージではなさそうです。

次に岩田さんが見せたのはピタゴラスイッチの動画。

「懐かしい!」歓声が上がります。

ぱっと思いつくようないわゆる紙の教材ではないけれど、実はこれも立派な教材です。

いったい何が学べるのでしょうか?

生徒から出てきた答えは「物理!」「(試行錯誤を繰り返す忍耐力を要するので)精神も鍛えられるよね。」
なるほど。色んな視点からの学びがありますね。

さっそくチームに分かれて、複数の物理法則を応用して、教室にあるものを使った即席ピタゴラ装置を作ってみます。

「まず何を使う?」
「どういう動きにしたい?」
「ここからスタートして…」

みんな真剣に、かつ楽しそうにピタゴラ装置作りに取り掛かります。

作った後はビー玉を転がしてみんなの前で発表です。
うまくいったチームもそうでないチームも、一喜一憂し、大盛り上がり!

ここで学んだことは「学び×面白さ」。
単に物事を学ぶだけではなく、学びに面白いと感じる要素があれば、学ぶことがもっと楽しくなり、色んな学びに挑戦できます。

そこで、学びと面白さ、2つのバランスを保つのは難しい。
どうしたらそのバランスを保てるのか、これからキット開発という実験を通じて考えていきます。

自分の好き/嫌いを再発見!

今度は自分が夢中になった体験を振り返ってみて、レゴでその体験を表現します。

「わかんない。」「えー、なんだろう。」
頭の中で考えているだけではだめなんですね。

ただ、手を動かし、チームメンバーやメンターと会話を始めると、忘れていた記憶が蘇り、夢中になった体験を具体的に思い出せるように!

「プロペラない?」
「レアな色のブロックがあるよ!」
作業が進みます。

いよいよみんなの前で発表です!
自分が夢中になった体験を言葉にすることも、自分への理解を深める方法の1つです。

ある子は熱愛報道や暴動事件などのニュース記事をレゴで表現しました。
小学5年生の時にクラスのニュース係になったことがきっかけで、ニュースを見ることが好きになったのだそうです。

人に関する記事ばかりを表現していた理由は、「人って何をするかわからない。わけのわからないものに面白みを感じる。」からでした。

何に興味が湧くかは本当にそれぞれですね。

最後は自分が好きだ/嫌いだと思う科目や範囲の分析です。
一人ずつ科目名と理由をあげてもらい、4チーム(体育/音楽/国語/理科)に分かれ、なぜその科目が好きなのか/嫌いなのか、熱い議論を交わします。
他のメンバーの意見を聞くことで嫌いな科目や範囲の楽しみ方を知るヒントをつかむのです。

こちらは理科チームです。

「この中にDNAがあるのね…!」と新しい発見があったことを熱心に語る理科好きの子の横で、「人間って何で汗かくんだろうとか、知りたくない?」とメンターが理科嫌いの子に迫ります。

あまりに理科好きの2人の思いが強すぎて、理科嫌いの子が話をする隙はなく、時間切れに…!
今度、議論をする時は相手の話にもたっぷり時間をかけてくださいね。

来週は色んな学びのキットを使って学び倒します!
何が面白いのか?何が学びなのか?探究は続きます。

《まとめ》テストに出るからではなく、面白いから学ぶ。

 

 

即席ピタゴラ装置が完成した時の歓声。
夢中になったことをレゴで表現しようとする真剣な表情。
自分の好きなこと/嫌いなことを伝えようとして大きくなる身振り手振り。

面白いと思うから、自分から積極的に学ぼうとするのですね。

テストに出るからじゃない、自分なりの「面白い!」を大事にすれば、嫌いなことに出会った時に楽しむ方法を見つけられるはず。

次の授業では、いったいどんな「面白い!」を発見できるのでしょうか。
今から楽しみです♪

▼バックナンバー「嫌い」を楽しもう!教材キット開発 シリーズ

  1. vol.1 当該記事
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