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インタビュー

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  • 2017.05.16

算数だって好きになれる!

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a.schoolが小学校低学年向けのコースを開設したのは、実は一年ほど前の2016年春学期。その最初のお客様の一人が、Sくんでした。新小学1年生、しかも早生まれだったSくんは、異学年混合のクラス(※)で一際身体が小さく、出会った当初はとてもシャイでしたが、この一年で大きく成長しました。

まだ小学校生活が始まって間もないこの時期に、どうして探究型の学びをスタートしたのでしょうか?お母様(Iさん)にお話を伺いしました。
(インタビュアー:a.school大軒)

※a.schoolでは異学年混合/レベル別のクラス分けを採用しています。小学校低学年向けのエントリークラスは、小学1〜3年生を対象(目安)としています。

学び方はいろいろ。幼いうちからもっと自由に、楽しく学んでほしい。



a.school: Sくんは、小学校進学後間もない頃に、入塾くださいました。よくある、「小学校の勉強につまづいた」という理由ではなかったと思うのですが、どのようなきっかけがあったのでしょうか。

Iさん: もともと、息子が2,3歳ほどだったころに、岩田さん(注:a.school代表)がa.schoolを創業されたという記事を読んで知ったのが一番最初でした。
教育に特別アンテナを立てていたというわけではありませんが、思い返すと自分自身が子供の頃、「みんな一緒に」「先生が言ったことをやらなければいけない」という学校の雰囲気があまり好きではなかったので、息子にはもっと自由に学んでほしいなと考えていたのだと思います。

だから、「こんな新しい学び場があるんだ!」と興味を持ったことを覚えています。
その後ある教育系イベントに参加したら岩田さんも登壇していて、より詳しくa.schoolのことを知るきっかけとなるような偶然もありました。


a.school: 入塾いただく随分前から、ご存知でいらしたのですね!嬉しいです。

Iさん: そうなんです。だから、息子が幼稚園のころからa.schoolの単発イベントに参加していて、いつか行かせたいなぁと思っていたのですが、当時は小学校低学年向けのクラスはなくて。
それがタイミングよく、息子が進学するタイミングでエントリークラス(※)が新設されたので、ちょうどいい!と。
※エントリークラス:小学校1〜3年生を対象(目安)とするクラス。「探究ラボ」「算数」の2科目。


a.school: 「探究ラボ」ではなく「算数」を選ばれたのは、どうしてですか?

Iさん: 私自身、学校で学ぶ算数が面白くなくて嫌いになってしまった経験があったので、息子には好きになってほしいなと。
ここ(a.school)で学ぶ算数は頭を使うだけではなくて、身体を動かしたり、みんなで考えたり、飽きずに学べる環境があると感じたので、挑戦させることにしました。
もしも学校の算数を嫌いになってしまっても、別の学び方で好きになれたらいいなと思ったのですが、実際のところ、本人は学校の算数が苦手なようで(笑)。a.schoolの算数は好きで、「(教室に)行く!」と言うのですけれどね。


a.school: 学校の算数とa.schoolの算数、どのように違うのでしょう?

Iさん: 一番違うのは、(学校では)答えが決まってしまっていて、それについては「不問とする」ではないですけれど、「なんで?」と聞きにくい雰囲気かな。
自分なりに色々な疑問を持ったり、考えを広げたりする余地が少ないから、面白くないのかなと思います。

主人も、自分が学校に加えて学習塾通いが続いて勉強が嫌になってしまった方なので、a.schoolの様子をみて「こんな風に学んでいたら、勉強も好きになっていたかもしれないな。」と話しています。


▲「単位」の授業でオリジナル定規を制作中のSくん。3年生の仲良しHくんと一緒に何やら悪だくみ・・・精巧な自作のゴキブリ模型をもとに、その身長を長さの単位とすることを発案?!



a.school: a.schoolの保護者会にはいつも、ご両親揃ってお越し下さいますよね。お父様は教育についてどのようなお考えをお持ちなのですか?

Iさん: 特に教育熱心というわけではなく、家でも勉強をしなさいと言うことはまずないのですけれど、好きなことや興味のあることはとことんやりなさい、という姿勢です。
私たち二人共早くに好きなことを見つけて仕事にして、突き進んできたタイプなので、好き嫌いがはっきりしていて、嫌いなことはやらない(笑)。
だから息子には自分の「やりたい!」を大切に、自分の力で道を切り拓いてほしい、流されて進学したり就職したりするのではなく、意志をもって選択してほしいと考えています。

だから例えば、受験をする・しないも本人次第で、私たちは「受験をした方がいい学校に行けるよ。」とは言いたくない。本人がやりたい、行きたいと自分で考えて挑戦するなら、応援したいです。


a.school: なるほど。ご両親の教育方針が、a.schoolの学びの心得【「なぜ?」「わくわく!」の心を大切に】(※)とぴったりで嬉しいですね!少し話が脱線してしまいましたが、この一年間でSくんはどのように変化しましたか?

※a.school学びの心得:①「なぜ?」「ワクワク!」の心を大切に ②答えはいろいろ。とにかく試してみよう! ③人の「いいね!」を見つけて違いを楽しもう

Iさん: なにかに「取り組む姿勢」が少し変わったように思います。
算数ではないのですけれど、例えば最近、漢字練習に取り組む姿勢が変わって。
これまでは、単調にかき続けるだけの漢字練習が好きではなかったのですが、ある日突然「漢字って面白いよね。」と言い出したんです。
一つひとつ意味を持つ部首の集まりが新しい意味を創り出す点に気がついて、興味を持ち出したようで。
これまでは、言われたことをそのままやるのはあまり好きではなかったのですが、自分なりに意味を考えたり、面白さを発見する目が養われて、楽しむことができるようになったのかなと思います。

あとは、a.schoolで習ったことをぽろっと口にだすことも。
クラッカーが置いてあったら「これ、円錐だ!」と気がついたり、身近な生活にある算数を見つけたりと、習ったことを周りで発見するのが楽しいようです。


a.school: 教室でもくるくる動いて色々なものを発見しては、嬉しそうに発言していますよね。算数の知識や問題を解く技術だけではなく、他の科目にも応用できる姿勢や視点が養われたというのは、ちょっと発見でした。最近はクラスメートも増え、Sくん自身は2年生と少しお兄さんになりましたが、今感じられている課題はありますか?

Iさん: 環境変化が少し苦手で、クラスメートが増えだした当初も少し気後れしていたようでした。
でも、マイペースな性格からか、お友達と衝突することはほとんどなく(家では永世中立国をなぞらえて「ミスタースイス」と呼ばれているとか!)、ゆっくり適応していくタイプなのであまり心配はしていません。
多少苦手なこともありますが、今のところ勉強で大きくつまずいているということもないようなので、このまま見守っていこうと思います。

▲チームでの発表でも、学年に関わらず活躍しています。最近では、「しずかにー!」「うるさいよー」など授業中の声掛けまで率先!(たまに、Sくん本人もエネルギーが有り余っていますが笑)



いつもとびきり元気な声で教室に入ってくるSくん(自分で「おかえりー!」と叫んで入室する、ひょうきんな一面も笑)。
最年少者だった彼が、気がついたら新しい同級生に教えたり、チームワークを率先したりと、少しずつリーダーシップもとれるようになってきました。

自分のペースを守りながら、好きなことを楽しく学ぶスタイルは、ご両親のおおらかな教育方針のおかげと納得したインタビュー。
なかでも、新小学1年生から探究型の塾に通うメリットについて、「小学校での勉強が学びの全てじゃない。学びはもっと多様で自分の好きなスタイルを見つけられる。」とIさんが仰っていたこと。
どこでどのように学ぶか、が学びの第一印象を大きく変えることに、改めて気が付かされたのでした。

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