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授業レポート

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  • 2017.03.29

中高生が挑む!最先端サイエンス vol.05(探究ラボ)

表紙用①

こんにちは、現役大学生、春から社会人のライターインターン、武井奏絵です!

シリーズでお伝えしている「中高生が挑む!最先端サイエンス」。
レポート第四弾の前回は、ゲストのリバネス教育総合研究所の藤田大吾さんから「サイエンス」と「ビジネス」の結び付け方を学びました。

第五弾の今回は、教わったことを参考に、これまでの探究結果からどのようなビジネスが生み出せそうかを考えます。

自分たちのアイデアに価値を感じてもらう

「誰を対象にしているの?」「誰からお金をもらうの?」「何をするの?」「世の中をどう変えたいの?」といった項目にそって、各チームまずは自分たちが今まで調べてきた内容を活かせそうなビジネスを考えます。

「宇宙機(注1)を使って実際に宇宙に行く体験」「遊びながら、台風発電(注2)の仕組みを学べるゲーム」「宇宙に行ってハネムーンなどが行えるツアー」
両チームとも様々なアイディアが出てきます。

(注1)「宇宙機」とは:一般人が気軽に宇宙旅行をできるように特化した宇宙シャトル。
(注2)「台風発電」とは:風力発電の技術を応用し、台風を利用してエネルギーを生み出す技術。

一方で、アイディアがたくさん溢れ出るからこそ、その中でも譲れないことや優先順位の高いことを見定めて、絞る必要性が出てきました。
自分たちが本当にやりたいことは何なのでしょうか。
自分たちはモノやサービスを通して何を伝えたいのでしょうか。

「誰かの思い出作りのツールになってほしい」「日本の技術力の高さを伝えたい」
丁寧に分析をすると、自分たちなりに伝えたいメッセージが存在することがわかります。
その熱い情熱を、自分たちはどのような人たちに届けたいんだろう。
どうしたらその人たちは価値を感じてくれるんだろう。

大量に出たアイディアの中からどれに絞るか考える生徒たち

ここで一つの考えに至ります。
中高生の自分たちができることは、モノやサービスを通して、「宇宙機」「台風発電」などの技術初心者の人々にその魅力を知ってもらうことなのでは?

それでその技術の支援者が増えたら、今度はその成果をアピールしながら、自分たちが開発した商品を技術の啓発や会社の広報に役立ててもらうよう、開発者に働きかければいいんじゃないかな?

「宇宙機」チームは「宇宙機が実現したら体験できることの魅力を感じられるワークショップの開催」、「台風発電」チームは「一般の人が技術を理解するための模型や紹介Bookの作成」を行う方向性で動き出しました。
また、それぞれの技術を扱っている会社にも、自分たちの取り組みを説明してフィードバックをもらおうと、連絡を取ってみることにしました。

《まとめ》モノやサービスを通して自分たちが働きかけたいことは

 

「台風発電のモデルを作ってみよう」「実際に宇宙に行くツアーを作ろう」
最初は自分たちがやってみたいことを思いつくままに並べていた生徒たち。
その中身を丁寧に見ると一人ひとりが実現したい情熱が秘められていました。これぞまさに、前回リバネスの藤田さんが仰っていた「ビジネスは作り手の思いが形になったもの」につながります。

自分たちの思いの輪郭が明らかになってきたら、今度はそれを人々に価値として認めてもらうにはどうすればいいのだろう。
自分たちができることとできないこと、同時に関係者が何を求めているのかということを必死に模索して、たどり着いた答え。

回を重ねるごとに思考が柔軟になっていく生徒たち。
初回からの成長が大いに現れた回でした。

▼「中高生が挑む!最先端サイエンス」シリーズ

  1. vol.1 「台風発電」「宇宙機」の探究がスタート!
  2. vol.2 試行錯誤の巻Part1
  3. vol.3 試行錯誤の巻Part2
  4. vol.4 「サイエンス×ビジネス」を考える
  5. vol.5 ビジネス案を発想する
  6. vol.6 ビジネスをつくりこむ
  7. こちらもどうぞ!小学生バージョン「チームで探究したらこう変わった!」

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