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授業レポート

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  • 2017.03.20

チームで探究したらこう変わった! vol.04(探究ラボ)

①表紙用

こんにちは、現役大学生、春から社会人のライターインターン、武井奏絵です!

シリーズでお届けしている「チームで探究したらこう変わった!(探究ラボ)」。
レポート第三弾の前回では、いろいろな角度から実験を行い、条件を変えることで生まれる「違い」を丁寧に見ることで、これまでとは違った気付きを得ることができました。

第四弾の今回は、前半折り返し地点。
リバネス教育総合研究所の藤田大吾さんをゲストにお招きして、これまでの探究結果を中間発表としてクラス全体に報告します。

また藤田さんには、中間発表を境に始まる後半戦「サイエンスを題材としたビジネス作り」のヒントとなるようなお話も伺いました。

スペシャリストからヒントを得て、理解を深める

中間発表当日。
「調べてわかったこと」だけではなく「探究してそれでも解けなかった謎」も含めて、自分たちの探究テーマを初めてお披露目する場です。

試作品を見せながら説明をする子ども達

発表の後は質疑応答タイム。藤田さんから鋭いコメントをいただきます。

「普通紙は表面が粗くインクがにじみやすいから、回路を書いても電気がつきづらいんだよね。表面がツルツルのものであればプリンター用紙とかでも大丈夫だよ。」
「リニアモーターカー模型がうまく動くときとそうではないときで差が生まれるのは、時間が経ってアルミホイルがさびていることが原因かもしれない。」

さすがプロの研究者、生徒たちが苦戦していた難問もあっという間に問いてしまいました。一気に霧が晴れたようです。

時には他人の力を借りることも、問題解決の大事な手段。
新たな学びを得て、次の学習へと繋げます。

想いがあるところにビジネスが生まれる

さて、ここからが漸く後半戦!
これまでに深掘りしたそれぞれの「最先端サイエンス」を誰かに伝えるための「ビジネス」(商品やサービス)を創り上げます。

まさにそのようなビジネスを実践されている藤田さんから、ヒントとなるお話を伺いました。

生徒たちへの問いかけを織り交ぜながら講義くださる藤田さん

藤田さんがはじめに生徒たちへ投げかけた問いは、こんなものでした。
「ビジネスで今回みんなはどんなことをしたい?」

「一億円稼ぐ!」
「いやいや、七億円稼ぐ!」
a.schoolが提示した今期目標「サイエンスビジネスで一万円稼ごう!」に引っ張られ、みんなお金を稼ぐことで頭がいっぱい(笑)

「確かにビジネスでお金を稼ぐことは大切。でもお金稼ぎは結果でしかない。まずはこれをしたい!という想いがあることが大切なんだ。」
藤田さんは生徒一人ひとりに将来の夢を尋ねながら、自分たちが情熱をもって取り組める活動は何かを問い正します。

これまでの探究で見つけた驚きや興奮を、どうしたらビジネスとして形にすることができるのだろう?
同時に、他の人がそれに対して価値を感じるにはどうすればいいのだろう?

価値を感じるからこそ、人々は物やサービスにお金を払う。
お金を稼ぐことを優先しがちですが、ビジネスは本来「人の役に立ちたい」という想いから生まれるものです。

藤田さんからビジネスの要諦を学んだ生徒たち。
探究から創造へと舵を切る後半戦が楽しみです!

《まとめ》探究パート終了。
創造パートキックオフ!

前半戦、チームメンバーだけで着々と進めてきた探究学習。
毎週新たな発見がありましたが、どうしても発想が偏りがち。
いつも同じような疑問を残したまま翌週の授業を迎えていました。

今回初めて外部の方からフィードバックをいただいたことによって、新しい視点を手に入れ一歩前進することができました。
自分の頭で考え抜くことも、時には先駆者やスペシャリストに教えを請うことも、どちらも学びには欠かせないステップのようです。

来週から始まる後半戦は創造力が問われます。
必要なものは探究を繰り返すことで生まれた「なぜ?」というクエスチョンと「これやりたい!」というパッション。
新たな挑戦の幕開けです!

▼「チームで探究したらこう変わった!」シリーズ

  1. vol.1 チームワーク、始動!
  2. vol.2 「とにかくなんでもやってみよう」精神
  3. vol.3 科学実験の基礎を知る
  4. vol.4 スペシャリストに刺激を受ける
  5. vol.5 アイディアを出しまくる!
  6. vol.6 Coming Soon!
  7. こちらもどうぞ!中高生バージョン「中高生が挑む!最先端サイエンス」

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