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インタビュー

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  • 2017.01.18

卒業生インタビューvol.1〜AO入試の先に見えた合格以上に大切なもの〜

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2015年秋にa.schoolの受験支援を受け、慶應大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部(以下、SFC)に合格した林さん。高校時代に研究した「花粉症治療のシャンプー開発」で高校生バイオサミットにて審査員特別賞を受賞し、その経験を活かしてAO入試に挑戦したといいます。

SFCのⅠ期試験では不合格だった彼女がa.schoolの門を叩いたのは、Ⅱ期試験の直前でした。それから合格するまでの2ヶ月という短期間に、林さんにはどのような変化が訪れたのでしょうか。また、苦労の末に合格した憧れのSFCではなく、最終的には首都大学東京への進学を選んだ理由も含め、a.schoolの講師岡村が聞きました。(取材は2016年の春に行いました)

自分に「なぜ?」を問いかけ続ける大切さ

ーーどうしてa.schoolで受験支援を受けようと思ったの?


もともとは大手塾の提供するAO入試対策を受けていたのですが、SFCのⅠ期試験に落ちた時に、もっと自分を個別サポートしてくれる場所が必要だと思い、a.schoolを選びました。

ーー実際に受講してみてどうだった?

「生物に興味がある」「大学に入ってからも生物がやりたい」と強く思っていましたし、自分が何をやりたいのか、どういう方向に進みたいのかということがしっかりわかっていると思っていたんです。 でもa.schoolで、「なんで生物がやりたいの?」「どの分野がやりたいの?」「それはどういう経験からそう思ったの?」などと動機を掘り下げるような質問をたくさん受けるうちに、(動機や目的を)あまり深く考えきれておらず、外堀だけを埋めていたことに気付きました。 a.schoolでいろんな方向からこれでもかというほど質問を繰り返され、それを家でもじっくりと考えるうちに、自分の核となるものを理解することができました。

a.schoolで投げられたさまざまな質問を、家でマインドマップを使って、じっくり向き合いました。

ーーそれまではあまり自分を深堀する機会はなかったのかな?

そうですね。それまでは、入試必勝法に基づき、喋り方や喋る内容を訓練していました。なので、自分の話しやすい質問にはうまく答えられるのですが、欠点や痛い部分をつかれるとうまく答えることができませんでした。 例えば、私は大学で生物研究がしたいですと言っているのにも関わらず、学校の生物の成績はとても悪かったんです。自分でもその理由をきちんと理解できていなかったので、Ⅰ期の時は、「なんで生物の成績が悪いのか」と聞かれても、「これからは頑張ります!」とごまかすことしかできませんでした。

a.schoolは、「そこをごまかしている限りは、生物への意欲や本気度に疑問を生じさせてしまうから、面接官を説得できないよ」と指摘して、さらにたくさんの質問を私にぶつけながら、理由を一緒に考えてくれました。 結果、「私はテストのために丸暗記する生物はあまり好きではないけれど、答えのないところに仮説をたてながら進める生物研究が好きなんだ」ということに気付けたんです。生物研究が好きな理由も再認識できたので、取り繕わず、ありのままの自分で面接に臨もうという自信にもつながりました。

ーーⅡ期が終わった後、「どうだった?」と聞いたら「楽しかった!」と答えてくれたよね。ありのままで話すことができたのも、楽しさにつながったのかな?

はい。ありのままでいいやと思うことで、面接を楽しもうという心持ちで臨むことができたし、実際とても楽しかったです。 Ⅱ期でも最初に成績のことを聞かれたのですけれど、できないことがあるということを理由と共にきちんと伝えることも大事だと思えたので、堂々と質問に答えることができました。 Ⅰ期よりⅡ期の方が自分の気持ちや考えを、きちんと磨き上げられたという自信も大きかったですね。

喋り方などのベースは集団塾で鍛え、自分の核となる部分をa.schoolで丁寧に深めることができたので、すごくバランスが良くなったんじゃないかと思います。

自分と向き合うことで見えたもの

ーーa.schoolでの日々を乗り越え、晴れてSFCに合格した訳ですが、結局はもともと受かっていた首都大学東京への進学を決めたのはなぜですか。

a.schoolで自分を見つめ直すことができたら、大学の選び方が変わりました。

a.schoolの授業では、「なぜSFCに行きたいの?」「首都大学東京とSFCの違いは?」など大学選びについてもたくさん考える機会があったため、合格してからも両方の大学に何度も足を運び、先輩や教授にも話を聞いて最終判断を下しました。

ーー何が決め手になったの?

自分はどのような学習環境に向いているのかと考えた時に、ある程度成長段階が整備され手厚いサポートがある方のように感じました。 SFCの自由に挑戦できる環境に憧れていたのですが、今、自由な環境に放り込まれると、自分がわからなくなったり、逆に縮こまったりしてしまうのではないかと思いました。 ですので最終的には、丁寧なサポートがあり、少人数で学べるアットホームな環境の首都大学東京を選びました。 a.schoolで自分について深く考えたからこそ、自分に向いている学習環境はどちらかを冷静に考え、今の結論を選ぶことができたんだと思います。

ーー今後の目標は?

とにかくいろいろなことに挑戦したいです。 いろいろな場所に行きたいし、いろいろな人と関わりたいし、いろいろな経験をしたい。研究も今までやってきた花粉症のテーマに加え、幅広いテーマに触れたいです。 自分を今の枠にはめ込みすぎず、一度ゼロベースに戻し、何をやりたいのか一から考えたいです。 でも、たくさんの経験をした上で、結局はもともとやりたいと思っていた健康科学分野にたどり着くんじゃないかなと思っています。

大学入学後はa.schoolでメンターとして活躍中。a.schoolの先輩として、今度は林さんが子ども達に問いかけます。

ーー最後に、AO入試を目指す後輩にメッセージがあれば。

AO入試を受けるのであれば、「自分が何をやりたいのか?なぜそれをやりたいのか」ということを何度も自分に問いかけてみてください。その経験はきっと、入試だけではなく、今後の人生においても絶対に役に立つと思います。

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2017年冬からは、大学生メンターとしてa.schoolに帰ってきてくれた林さん。一年前に問いかけられた「なぜ?」を、今度は子ども達に問いかけながら、自分の未来を切り拓いています。

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