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授業レポート

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  • 2017.09.26

能力の発揮は、人と人との関係性次第!?

170901_ラボ中高生グラフィックファシリテーション01

中高生向け「探究ラボ・アドバンストクラス」(本郷校にて毎週木曜19:30〜21:30開催)の9月の授業テーマは、「未来洞察」〜今と未来は繋がっている!〜

様々な社会の変化の一端を感じて未来の社会を洞察する「目線」を得ること、自分が知ったことや感じたことを「ビジュアル」で整理する力をつけること、お互いの感覚や意見を素直にぶつけて「対話」ができるようになることを目的に、授業ごとに様々な分野で活躍する社会人ゲストにお招きします。

秋学期の初回の授業では、グラフィックファシリテーション等を用いて組織などの関係性作りをお仕事とする山田夏子さんにお越し頂き、「人間関係が成長や成果にとって大事である」、というお話を伺いました。

山田さん曰く、感度を高め、自分の気持ちに気づき、本音で語れるようになることで、人間関係がよくなり、結果的に互いの成長を促進させ、成果に繋げることができるとのこと。

クリエイターを養成する専門学校にて山田さんがスクールディレクターを講師を務めていた際に、こんなエピソードがありました。

「どのクラスにも個性豊かな生徒達が揃っていて、何かを生み出したいという欲求がすごい!ただ、その後、成長の経過を見ていると、言いたいことが言える人間関係を構築できたクラスの生徒は2~3年間でとても成長したんです。その一方で、どんなスターのいるクラスでも、人間関係がこじれていると、スターの子やそうじゃない子も含めて、そんなに成長しなかった。その時に、人が成長するには人間関係がとても大事なんだなあと気づいたんです。」

では、自分の気持ちの感度を高めたり、よりよい人間関係を構築したりするにはどうしたらいいのでしょうか?

そこで登場するのがグラフィックファシリテーション
言葉より絵の方がストレートに大事な物事を伝えてくれるのだそうです。

▼授業では、a.school代表・岩田の「最近うまくいかないこと」と題した「心の状態」を山田さんに探って頂きました。

会議やワークショップ等で活用する際のコツは3つ。

1.単純な絵でいい
絵が上手いか下手かを気にしているのは本人だけ。
へらへらゆるゆる描くと話し手もゆるゆるになれる。
ビジュアル・アルファベット等を活用するとよい。

2.ありのままを描く
例えば、大人のイケテナイ会議をイケテルように美化して描かない。
これはお互いが本音で語るために大事なことである。

3.前提条件を合わせる
参加者一人ひとりの頭の中で考えている前提条件が異なると話がかみ合わない。
絵を活用して、「こうなったらいいな」という夢や願い、あるいは言葉になっていない感覚や価値観など、個々人の頭の中にある前提条件を合意できると、有意義な場になる。

▼山田さんに探って頂いた代表・岩田の「心の状態」の完成図

授業では、喜怒哀楽の表情から始まり、エリマキトカゲやビジュアル・アルファベットなど様々なものを描写し、描くこと自体に慣れていきます。

▼まずは絵を描く練習から。「うまく描かなければいけない!」と思ってしまう呪縛を解きました。

最後は、「最近うまくいかないこと」をテーマに、チームに分かれてグラフィックレコーディング・ファシリテーションを体感しました。

▼「最近うまくいかないこと」として挙がったのは、「宿題」や「塾」、「勉強」。中学生らしい事柄が挙がりました。

会議やワークショップだけではなく、講義でノートを取る際や普段何かメモを取る際にもグラフィックファシリテーションを活用できるそうです!

実際に学校で使ってみたという生徒からは、「数学で使ってみたら難しかった。(笑)」「授業が楽しく感じた。」といった声がありました。

a.schoolの授業の楽しみ方の1つに、「答えはいろいろ。とにかく試してみよう。」というメッセージがありますが、まさに試してみるといろんな発見がありますね。
興味のある方はぜひトライしてみてください♪

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